ブログの画像の引用は著作権侵害

「ブログの画像は引用してもいいの?」
「ブログの画像を引用するときは、どんな書き方をすれば著作権問題にならないの?」

ブログの記事を書くとき、画像を貼りつけることがあります。
もし、その画像が他サイトから拾ってきたものなら、しっかりと引用の手順を行う必要があるんです。

本記事では、ブログの画像を引用する方法や画像の著作権について詳しく解説していきます。

カノンカノン

こんにちわ。
アフィビトのカノンです。

私は下の画像のようなブログをいくつか運営しており、数年にわたってアフィリエイトで稼ぎ続けています。

画像の引用に関する知識もありますので、ぜひ最後まで記事を読み、正しい引用を学んでくださいね。

グーグルアナリティクスでPVを確認している画像【カノンが運営している特化ブログ】

ただ、画像の著作権侵害の話をすると、こういった疑問を持つ方も多いはずです。

「そもそも、ブログに画像を使わなければいいのでは?」

ですので、まずはブログに画像が必要な理由から説明しておきますね。

そもそも、ブログに画像は必要なの?

ネットから拾ってきた画像をブログに引用してしまうと、著作権侵害に当たる可能性(著作権フリーは例外)があります。

そのため、ブログ初心者の中には「じゃあ、ブログに画像を貼らなければいいのでは?」と思ってしまう方もいるはず。

確かに、ブログに画像を引用しなければ、著作権問題を考える必要はなくなります。
ですが、そう簡単な話ではありません。

何故なら、ユーザーは画像が貼られたブログのほうが読みたいと思っているからです。

それはそうですよね。
「俳優〇〇はカッコイイ!」と書かれただけの文章より、実際にカッコイイ俳優の画像が貼られたブログのほうが説得力があります。

俳優の画像を引用

ですので、芸能人のトレンドを追っかけるトレンドブログなどでは、画像の引用は避けては通れない問題なんです。

カノンカノン

ダラダラと文章だけが載っている記事だと、読んでいるユーザーは疲れてしまいます。
そこで、ときどき画像を入れておけば、記事にメリハリがついて読みやすくなるんです。

適切な画像を探す作業は時間がかかりますが、時間をかけるだけの価値は十分にあります。
ですので、どんなジャンルの記事を書くにせよ、ブログ記事には画像を載せるようにしましょう。

以上、ブログに画像が必要な理由を解説しました。

画像の重要性が分かったところで、ブログの画像を引用する方法と引用のデメリットについて紹介していきます。

ブログの画像を引用する方法

さて、ここからが本題です。
まずは、ブログの画像を引用する正しい方法を紹介します。

  1. ブログに引用したい画像をダウンロードする
  2. 画像をダウンロードしたサイトのページのURLをコピーする
  3. 自分のブログに引用した画像を貼りつけたあと、その下に引用元のサイト名とURLを記載する(URLはサイト名に外部リンクさせる)

ブログの画像を引用する書き方

このような書き方をすれば、ブログの画像を引用したことが分かります。

せっかくなので、文章を引用する方法も覚えておきましょう。

【余談】ブログの文章を引用する方法(転載はNG)

ブログの文章を引用する場合、自分の文章と他人の文章が判断できるように引用タグをつけなければなりません。

  1. ブログに引用したい文章をコピーする
  2. 文章をコピーしたサイトのページのURLをコピーする
  3. 自分のブログに引用した文章を貼りつけたあと、その下に引用元のサイト名とURLを記載する(URLはサイト名に外部リンクさせる)

ブログの文章を引用する書き方ただし、ブログから引用した文章だけで記事を構成してはいけません。

たとえば、引用した文章が500字なのに、自分の文章が50字しかなかった場合、それは引用ではなく転載と見なされます。
つまり、他人の記事の内容をそのままパクッて記事を書いたとグーグルに思われるわけです。

カノンカノン

引用タグがついていても、転載したブログはグーグルから低品質コンテンツだと見なされます。

グーグルからすれば、「ほとんどの文章を引用してるなら、この記事をユーザーに見るより、元記事をユーザーに読ませたほうが2度手間にならないよね」と思われてしまうからです。

ですので、自分の文章よりも引用の文章が多くならない記事構成を心がけましょう。

以上、ブログの画像と文章を引用する正しい方法を解説しました。

ただし、いくら正しい引用方法を実践したとしても、著作権問題をクリアしたことにはなりません。

続いては、画像の引用と著作権問題について紹介していきます。

ブログの画像を引用するデメリットは著作権問題

先ほど紹介したブログの画像を引用する方法は、あくまで無断で引用するときの最低限の礼儀だと思ってください。

相手に画像の利用許可を取っていない以上、画像の著作権問題は解決したわけではないんです。

「なら、画像を引用してもいいか、相手の方に連絡を取ればいいんじゃない?」

もちろん、その考え方は正解です。

たとえば、著作権を持っている相手の方が個人ブロガーだったり、SNSのインフルエンサーだったりするときは、直接連絡を取って「素敵な画像ですね、ぜひブログで紹介してもいいですか?」と確認を取ったほうがいいでしょう。

ですが、引用しようとしている画像が芸能人や作品だった場合、その著作権を持っている企業に問い合わせたところで相手にしてもらえません。

とくに、芸能プロダクションが見知らぬ個人ブロガーに、タレント画像の著作権利用を許可しない理由はいくつかあります。

企業が個人ブロガーに画像の著作権利用を許可しない理由
  • 利用規約を守ってくれるか分からないため
  • 1人に利用許可を出してしまうと、他のブロガーたちが無断で勝手に使い始めてしまうため
  • 【結論】そもそも、多忙な業務をこなしている中、見知らぬブロガーからのメールなど気づいてもらえない

どれも当然といえば当然ですよね。

ですので、芸能系のトレンドブログを運営する場合、あなたは無許可で画像を引用するしか方法はないんです。

「うーん。ここまでの話を聞くと、トレンドブログを運用するのってリスクがありそう……」

確かに、著作権問題を考えると、トレンドブログの運用にはリスクが伴います。

とはいえ、実際にトレンドブログを今も運用している個人ブロガーってたくさんいるんです。
では、どうして彼らは著作権侵害で訴えられないのでしょうか?

ブログの画像を引用しても著作権問題にならない理由

ブログで画像を無断で引用すると、著作権侵害で訴えられる可能性があります。
ですが、著作権問題をできるかぎり回避する方法はあるんです。

それは、著作権を持っている側にもメリットがあるブログだと思わせることです。

たとえば、こういったブログ運営を行っていると、著作権を持っている相手側も「これなら見逃してやるか」と思ってもらいやすくなります。

画像を無断で引用しても著作権問題に発展しづらいブログの特徴
  • 相手側に利益が発生するブログ
  • 相手側が情報を拡散させるために用意した画像を使っているブログ
  • 著作物のイメージを守ってくれるブログ

たとえば、芸能人の写真集を記事で紹介し、「この写真集は女優〇〇さんの仕事に対する熱意が込められた良書!」と熱弁したとします。
もし、企業側がこの記事を読んだとき、「よし、著作権侵害だから訴えよう」……となるでしょうか?

実は、企業側は自分たちにメリットがあるブログ記事を排除しない傾向にあります。
何故なら、「この記事を読んでくれる読者が増えれば、うちの写真集の売り上げにつながるかも」と思ってもらえるからです。

ですので、相手側の利益になる記事をたくさん用意しておけば、結果として著作権問題を回避しやすくなります。

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逆にいえば、相手側の利益が減るような画像を引用してしまうと、著作権侵害で訴えられやすくなります。
だからこそ、漫画の画像を引用するブログは著作権侵害で消されやすいんです。

もし、漫画ブログを運用するときは、漫画の画像を載せるのではなく、物語の考察やキャラクターの魅力を重点的に書くようにしましょう。

あとは、相手側が情報を拡散させる目的で用意している画像をブログで引用すると、著作権で注意を受ける可能性が低まります。

「相手側が情報を拡散させる目的で用意している画像って何?」

それはSNSの画像です。
ツイッターで画像をツイートする場合、拡散してもらいたいからツイートしているわけですよね。
だったら、その画像をブログで引用したとしても、相手側にとっては想定内というわけです。

この方法なら、著作権のある画像をブログで引用しても、著作権問題に発展せずにトレンドブログを運営することができます。

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これは、アニメの画像、映画の画像も同じことがいえます。
アニメや映画を広めるために、企業はSNSで画像を投稿しているわけですよね。

ですので、そういう画像をブログで引用する分には、著作権問題に発展する可能性は低いんです。

最後に、トレンドブログを運用するうえで大切なことをお話ししておきます。
それは、あなたが著作物の熱烈なファンであることです。

著作物のイメージを崩すことなく、ありのままの姿を評価し、その魅力をたくさんの検索ユーザーに広めてください。
そういったブログなら、たとえ企業側にあなたのブログが見られたとしても、「おお、これは熱烈なファンブログだな。なら、大目に見てもいいかな」と思ってもらいやすいんです。

カノンカノン

もちろん、ここで紹介したテクニックは、著作権問題を100%回避できるものではありません。

ですが、実際にたくさんのトレンドブログが今も稼働しています。
何故、彼らのブログが著作権侵害で訴えられずに容認してもらっているかというと、企業側にもメリットがあるからなんです。

ですので、画像を無断で引用するときは、企業側の気持ちに配慮したブログ運営を心がけましょう。

まとめ

ブログで画像を引用するときは、著作権を持っている相手側の気持ちに配慮しましょう。
そうすることで、大目に見てもらえる可能性が高まります。

ただし、どんなに正しく画像を引用していたとしても、相手側から「画像を削除ください」と要求されてしまうことはゼロではありません。
そういうときは、誠心誠意をもってまずは謝罪し、そのあとに画像を外してください。

それができれば、大きな問題に発展することなく、ブログ運営も再開することができます。


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最初からなんでも理解できる人なんていません。
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